永遠に輝く五つ星

もうえび沼からは抜けられない

ふぉ〜ゆ〜の手紙に感動した話

まずは『滝CHANnel』について。これは2016年2月29日にサービスが終了してしまった、タッキープロデュースの動画サービスです。現在で言う『ISLAND TV』のようなものですかね。

今でこそYouTubeでもJr.が活躍しており、ネットにも幅を広げているため知名度が上がっていますが、当時のJr.はあまり表立った活動がない印象が残っています。

そんなJr.を紹介するとても画期的なサービスでした。

そんなサービスが終わってしまうと聞いたときは、Jr.に対する知識が低かった私(今もそんなにありませんが)でも、見ておかないとと思い、Jr.時代のA.B.C-Zを見るのがメインでしたが駆け込みで視聴していました。

公立入試が控えていたにも関わらず、中学校から帰宅後すぐにPCでバックナンバーを見続ける生活を2月中はずっと続けていましたね。

 

時は流れて2019年。『トリッパー 遊園地』で河合郁人辰巳雄大が初共演!ふぉ〜ゆ〜についてあまり詳しくないので、観劇前に少しでも知っておこうと思い、過去の動画やラジオを調べていました。

そんな中で2014年3月21日更新分の動画を発見しました。

内容としては、2年前(2012年)のタッキー&翼のツアーにふぉゆが付いた時に、タッキーがふぉゆに自分自身への手紙を書くように課題を出したものをメンバーの前で読むというものです。

2016年にもこの動画を見た覚えはありますが、3年の月日が経ち、30歳を超えてJr.という名前こそは取れましたが、CDという形でデビューをしていない彼らの今を知ってから見るとまた違う感情が湧いてきました。

何度見ても感動するので、手紙を文字に起こしました。

 

越岡裕貴

今までこういう手紙を書いたことがないから、少し照れ臭いのが本音です。

人見知りで社交的とも言えない少年が、母親が履歴書を送り、小学校6年生の時にこの世界に飛び込んだ。

最初は嫌々だった少年が、いつの間にか前で踊りたい、より真ん中で踊りたい、テレビで歌っている先輩のようになりたい、デビューしたい。

次第にそれが少年の夢になっていた。

そしてM.A.D.と言うグループ名をもらい、雄大・福ちゃん・マツと一緒に光一くんの舞台SHOCKに出させてもらう。

芝居・殺陣・タップ、何もかもが初体験だった。

滝沢くんの舞台では自分たちのシーンを任され、お笑いの面でも新しい4人を見せれた。

そしてこの4人でやりきった達成感、仕事に対する考え方も変わった。

4人としての活動も増えて、少しずつ認められていったけど、現実はほとんど変わらない状況に四苦八苦していた。

雄大とマツが喧嘩したのもこの年だった。

変わらない状況に、みんなそれぞれ考えていたんだろう。ギクシャクした状態で舞台に立っていた。

こんな状態になった4人はこの時が初めてだ。

それに見兼ねた植草さんの計らいで、4人で話し合うきっかけを頂いた。

今どう思ってるか、これからどうしたいのか、みんなで本音で話した。

辞めようとした気持ちが、話し合いの中で、この4人でもう一度仕事がしたいという気持ちが芽生えてきた。

思ったことを素直に言えなくて、それを溜め込んでしまうタイプで、自分の本音の部分を知られたくなくて、みんなとちゃんと向き合っていなかったかもしれない。

こんなにちゃんと聞いてくれて、アドレスをくれて、「違うよ」って正してくれる仲間がいる。良きライバルがいる。

あの話し合いがなかったら、今が無かったと思う。

ふぉ~ゆ~が無かったと思う。

日の目を見るのが遅くてもいい、今まで通り一歩ずつ上がっていこう。

そしていつしかふぉ~ゆ~を知らない人がいないくらい、デッカいグループになろう。

それが今の俺の夢です。

この場を借りて、心の中ではいつも思っているけど、口に出すのは少し照れ臭くて、言ってなかったよね。

いつもありがとう。

これからもみんなに愛されるふぉ~ゆ~を作っていきましょう。

ふぉ~ゆ~ 越岡裕貴

https://twitter.com/4u_otoro/status/899724537553534976?s=21

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松崎祐介

この世界に入って、どれだけの月日が経ったのだろう。

こうして今改めて手紙を書くこと、そして素直な気持ちで手紙が書けるきっかけを作ってくれた、滝沢くんに感謝したい。

それも最高のメンバーふぉ~ゆ~があるからだと思う。

8時だJをきっかけに履歴書を送り、幼き少年の夢はここから始まった。

「俺も有名になって、テレビに出て活躍してやる!」

ただガムシャラに夢を追いかけていた頃。

まだ何にも分かってないのに凄いよね。

でも、時が流れるにつれ、このままじゃいけないって気持ちに気付いていった頃もあった。

「もう辞めてやる!」何回この言葉を口にしたことか。

でもやっぱり本心はどこかで矛盾していた。辞める気なんて無かった。

辞めたら何にも残らないって気持ちが強かったからだと思う。

舞台を踏むようになって、4人でやることが多くなったね。

それこそ辰巳とは、歌舞伎中に喧嘩したよね。

あの時みんながみんなピリピリしてて、俺の言い放った一言から殴り合い手前まで行って、そのまま本番を迎えて。

「これでいいのかな?」ってどこかスッキリしない気持ちもあった。

仕事にこんな感情を持っていたら中途半端な気持ちで疎かになってくし、ステージに立つ人間として失格だと思った。

でも少しでも話し合う機会ができて、そこで福ちゃんの「もう一度考え直してみれば?」と言う言葉に、もう一度4人でやる感情というか、賭けてみるかと言うか、バラバラになっていた心が、次第に気持ちが一つなっていったよね。

最高でピースなやつら、ふぉ~ゆ~へ

こんな俺だけど、これからも良きライバルであり良き仲間でいてください。

素のままのみんなが大好きです。

これからもよろしくな。

https://twitter.com/4u_otoro/status/899733417130041345?s=21

 

福田悠太

自分にとって何が大切か、考えてみた。

それは、自分だ。

自分を大切にするためには、何をすればいいか。

自分の周りの物・人・事柄、今いる現状を大切にすることが、自分を大切にすること。

自分にしかできないこと、それが絶対あるって信じよう。

ここまでやって来たんだ。自分を信じて楽しみながら、少しずつでもいいから進んでいけばいいじゃないか。

自分は自分。僕たちは、僕たちだ。

僕たちは今、ふぉ~ゆ~という4人組のユニットを組んでいる。

今4人でいることが、とてもたくさんの意味があると思う。

こんなメンバーじゃ、こんなやつがいたんじゃ、自分みたいなやつがいたんじゃ、駄目だこと思ったことはある。

でも考えてみたら、それはたくさんぶつかって、たくさん辛い思いをして、メンバーのこと、考え方を知ったから。

今僕はメンバーに対して、好きとか嫌いとか、友達とか仕事仲間とか、そういう風に思ってない。

何て言っていいか分からないけど、それ以上の何かだと思ってる。

ふぉ~ゆ~を大切に大事にすることが、ふぉ~ゆ~にとって大切なこと。

僕は思う。

こうなったら自信を持ってやってやる、覚悟を決めてやる。

覚悟を決めたら自分の中で、覚悟が決まってなかった部分に気付く。

そんな部分を自分らしく大切に、大事にしていこうぜ。

レッツゴー福田悠太、レッツゴーふぉ~ゆ~

https://twitter.com/4u_otoro/status/899734491404550144?s=21

 

辰巳雄大

いつからだろう、本気に考えるようになったのは。

小学生で事務所に入ってみんなとワイワイやってるのが楽しくて、毎週の収録が楽しみだった。

「このまま何となくデビューとかできるのかなぁ」と思い始める。

そのあと少しの期間を経て、福ちゃん、マツと同じ仕事をするようになる。

最初はグループなんて意識は全然なくて、「寄せ集めだなぁ」なんて思ってもいた。

でも、転機がやって来た。

滝沢演舞場に出ることになった時、滝沢くんに「踊りもだけど、面白いんだからそっちもやってね」と言ってもらったことが、僕らにとって最大の転機にもなった。

グループとしての意識も出てきた。

いつからだろう、本気で考えるようになったのか。

この頃からだった。

本気で考えた時、

「みんなは考えてるのか?」「今を楽しんでいるだけじゃないのか?」

3人に対して、疑問が生まれた。

どんな仕事でもガムシャラで熱いみんな。だからこそ

「何でもっと色々考えないんだろう?」「今で満足なのかな?」

そんなみんなの表面しか見ないで、俺はそう考えるようになってしまった。

でも、福ちゃんが「じゃあ本音で話そうよ」と言ってくれた。

成り行きで仕事してるのかなと思っていた福ちゃんは、物凄い熱い思いを語ってくれた。

マツもすごく悩んでた。

初めてみんなの本音を聞いた。それでも、辞めようと思った。

でもそんな俺にも、また福ちゃんが言ってくれた。

「辞めようと思ってるなら何でもできるじゃん。ダメ元で色々してみない?」

その一言が心に響いた。

やってみよう。みんなが受け入れてくれるなら。

みんなに話した。そしてみんなは受け止めてくれた。

このとき、自分の3人への気持ちが変わった。

ずっと一緒にいたのに、見捨てようとした自分を受け入れてくれたこの3人のためにも、頑張ろうと。

みんなで事務所に行って気持ちを伝えた。

そしてそこから色々変わり、ついにはふぉ~ゆ~という名前までついた。

俺は、今まで関わってきた人の自慢になりたい。恩返しがしたい。

ふぉ~ゆ~となら一緒にできる。

これからまた、新たなふぉ~ゆ~が始まる。

https://twitter.com/4u_otoro/status/899735252674895873?s=21

https://twitter.com/4u_otoro/status/899736475347988480?s=21

 

個人宛

こっしー

こっしーとは、1番一緒にいる時間が長いよね。

色々一緒に苦労したから、こっしーにはなぜか包み隠さず話せることが多くて、時には嫌な思いもさせてると思う。いつもありがとう。

これから、まだまだ色々あると思うけど、感謝の気持ちを忘れずに、こっしーの目指す、仲が良い愛されるグループを目指そう。


マツ

これだけは、本気で伝えたい。

マツがいなかったらふぉ~ゆ~はなかった。

もちろん、誰一人かけてもふぉ~ゆ~ではないけど、ふぉ~ゆ~は面白いこともできるってイメージになったのはマツのおかげだ。

これからもマツに何度も助けられると思う。

だからマツに感謝の気持ちを忘れず、これからも支えたい。

https://twitter.com/4u_otoro/status/899738367251718146?s=21


福ちゃん

リーダーとしていつもまとめている福ちゃんには、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。

福ちゃんは1番ふぉ~ゆ~のことを理解して、ふぉ~ゆ~のことを考えて、ふぉ~ゆ~を愛してくれていると思う。

だからこれからも、感謝の気持ちを忘れず、福ちゃんの期待に応えれるように頑張ります。

 

ファン

今の自分がいるのは、周りの人のおかげ以外の何ものでもない。まずは応援してくれる人。

テレビや雑誌などほとんど出ていないこんな自分やふぉ〜ゆ〜を、いつも応援してついてきてくれた。

舞台があるときは必ず駆けつけた。

一緒になって笑って喜んで悲しんでくれた。

10年以上も応援してくれる人。最近になって応援してくれるようになった人。

みんなそれぞれの気持ちで応援してくれてる。

ありがとうの気持ちを絶対に忘れない。

https://twitter.com/4u_otoro/status/899739179508039680?s=21

 

この手紙がもっといろんな人に届いて欲しいと思って動画を貼らせていただきました。

コインロッカー・ベイビーズ 2幕

【裁判】キクは背を向けて証言台に立っている。

殺人の意思は、ありませんでした

彼の名前は明かせません 彼は未成年なのですから

彼はTVで殺人を犯した 初めての未成年なのですから

鬼です、私は鬼です!ハシの生まれを金儲けしよう思ったんです。人の苦しみあげつらって見世物にするなんて。ほんまの兄弟以上に仲良う育った被告が、ハシを救いに来たんは当然や思います」

そうです。キクは僕を救おうとしたんです!キクはいつだって、僕を助けてくれました

彼はハシの友達なのですから 

「発砲時、銃口は水平より上を向いていました。その銃口の前に被害者が顔を出したのです!これは事故です!!被告に殺意は無かったのです!」

可哀想なキク

「判決。銃砲不法所持、器物破損、脅迫に関してはいずれも有罪。殺人においてその意思の無かったことを認めるも過失致死の罪は免れ得ない。よって被告に5年の懲役刑を科す」

「3年で出れるわ」抱き合うハシニヴァ。喜ぶシスター達。

主よ感謝いたします

不服そうなアネモネ。「キク!こんなのに騙されちゃ駄目よ!ダチュラを忘れたの?!…あんた達全員ワニに食わせてやるわ!

 

【殺してあげる】

手術されたの~ あんた~ 手術されたの

頭蓋骨を開けられ メスを差し込まれ

何もかも 忘れさせられたの~

生きてるの あんた 生きてるの

生きているなら 抱いてあげる〜  死んでいても 抱いてあげる~

死んだように 生きるなら~  アタシ あんたを 殺してあげる~

綺麗さっぱり 消してあげる~  素敵なまま 消してあげる~

思い出さえも 残さない~  アタシ あんたを 殺してあげる~


【変わってない 変わった】

俺を産んだ~ 女は死んだ~ 俺が殺した~

パパはいない~ ママはいない~ 僕を縛るものはない~

俺を産んだ~ 女を産んだ~ 腐ったこの世界は 何も変わっていない~

僕は自由 僕はスター 誰もが憧れる スターすべて変わった  スター


僕は自由  欲しいのは自由  抱いてあげる~

本当のスター  本当の自由  殺してあげる~

この世界を  スター  ぶっ壊して

何も  何もかも  変わっていない  変わった

何も  苦しみは  終わっていない  終わった  キクが好き

いつもこの手で  この手で  この手で

欲しいものは  掴み取る  掴み取る  掴み取る

自分1人で  1人で  1人で

気の済むまでやり尽くす 見ていろ~


【愛の荒野】

Ah~ 愛してるもの 愛してるから

遊びたいのさ 愛の荒野で Ah~

違う!駄目だ!そう、あんただよ!もっと漂う感じなんだ。流れる感じなんだ」ドラムに文句を言う。

「やめた、悪いけど俺は降りる」「ハシの声が綺麗すぎる」「声を潰してみたらどうだ」「それは駄目だね」

「…あるドイツ人の歌手が、ハスキーな声にしたいとかで手術をした。声帯に人口のポリープを植え付けた。確かに声は割れて掠れるようになった。だが、2年も経たないうちにまるっきり声が出なくなった」

分かったよ。リハーサルを1週間休もう。それでも深みから抜け出せなかったらバンドは解散だ。僕はオカマに戻るよ。考えがあるんだ。…ニヴァ、みんなを送ってって

誰もいなくなったところで、舌を出し変な声を出す。そのまま目は虚ろで舌を切る。うずくまって震えているとニヴァが戻ってくる。

ハシ、タクシー呼んでもいいかしら。…どうしたの?大丈夫よ、みんな分かってくれるわ」

顔を上げると血だらけ「ハシ!どうしたの?」

 

アネモネとの面会シーン。キクはずっと黙っている。

今、函館のグーテンモルゲンっていうケーキ屋さんで働いてるの。ノリちゃんって女の子と友達になってね、とってもいい子なの。ノリちゃん本を読むのが好きでよく貸してくれるんだけど、あたしすぐ眠くなっちゃって。…有名な小説家や画家の奥さんが書いた本ばっかりなのよ、ねぇ、キクはどう思う?そんなに本読まなくちゃいけない?

ケーキ屋はデパートの隣にあるんだけど、そのデパートに店出してる時計屋の息子があたしに気があるみたいで、ちょっかい出してくるの。話にならないおバカさんで、歩いて10秒もかからない距離を趣味の悪い会社に乗ってケーキ買いに来るのよ

あんまりしつこいから一度だけ喫茶店で話をしてやったの。あたしの恋人は、刑務所に入ってる人殺しなんだって、あたしに指一本でも触れるとあんたとんでもないとになるわよ!って、…ノリちゃんがそう言った方がいいって言ったから。そしたらそいつ真っ青になっちゃって、何て言ったと思う?

ガタガタ震えながら、『君は不良少女何だね』って、笑っちゃったわよその時は

キク…」「何でケーキ屋」「(働いてないと仕事持ってないとキクに会えない。面会の決まり

ワニはどうした」「死んだの」「そうか、かわいそうだったな」「ねぇキク、あたし居ない方がいい?

看守が居眠りをする。キクは隙を見てアネモネに新聞を読ませ、脱走計画を伝える。その間キクは貧乏揺すりをしてる。

 

ダイバー登場。新聞の記事を再現。後ろから、どんどんゾンビが出てくる。カラギ島での事件の詳細を話す。

「事故ですか。…ええ、とても残念です。カラギ島はダイバーの天国でしたから。でも三度も続くとさすがにね」

「1度目の事故はイルカでした。…そう、イルカがすごい勢いで体当たりしてきたんです。マイヤー夫人は突き飛ばされ、レギュレーターを口から外して亡くなられました。イルカに襲われたなんて話、聞いたことありませんよ。…あぁ、おかげで随分と私も疑われましたよ」

「2度目は漁師の親子です。死体は岩棚で見つかりました。息子2人は父親の銛で刺され、父親は弟が持っていたナイフで首を切られたって。あの親子が殺し合いだなんてね。…あぁー、知ってます。仲が良いって感じじゃないけど。何というか普通でした」

「今度が3度目です。勿論止めましたよ。でも、テレビ局の方って強引だからなぁ。あぁ、撮影は順調でしたね。こんな事故さえなければね。カラギ島は珊瑚の宝庫なんです!!!」

「覚えているのはそう。カメラマンの大崎さんが、10秒ほどレギュレーターを外したことです。珊瑚の隙間に何かを見つけて、あぁ、接写するんだなぁと思っていましたよ」

「それからすぐです。大崎さんがダイバーズナイフで助手の肩を刺したんです!もうめった刺しでした。私は浮上し始めましたが足首を掴まれて…、凄い力でした!!万力で締め付けられている感じです」

「私は相手のナイフをかわし、レギュレーターを切ったんです!!驚きました…。あの水圧ですから普通なら、5秒と持ちません。それなのに30秒くらい暴れ狂ったんです!…動かなくなった後も、足首を掴んだ手は放してはくれませんでした」

「医者の調べによると、死体には常識では考えられないほどの筋肉の硬直があったそうです」

「カラギ島の遊泳禁止令ですか?当然だと思いますね。…海って怖いですよー。仕事だから潜るけど、海って怖いなーって思います」


舌出せ」「え?」「しーたーだーせ」網越しでキス。

アネモネに航海の日程を知らせるから、陸路で追いかけろと伝えるキク「ダチュラのこと忘れてないのね!」「あぁ

 

【二ヴァ】客席に背を向けた黄色いソファー。ハシが鞭をすぱんすぱん叩く。

批評家 「お通夜で悪酔いした後、翌朝自己嫌悪に陥る感じ」「低脳め、消えろ

「ハシのファンでぇす!コンサート?勿論行きました。でも声全然違くて吃驚しちゃった!前は耳元で口説かれてる感じだったのに、今はもろエッチやっちゃってるって感じ。え?5ミリも舌切ったの?のどちんこくらい?」「消えろ


ハシ」

どうして舌を切ったりしたの 歌い方を変えたかったんだ

危ない真似しないで 人の言うことなんか 少しも聞く必要ないのよ

コンサートだって成功してるじゃないか!

自分を見失ってはダメよ わかってるさ

あなたは有名だから 色々求められる

もっとわかりやすく もっと売れるように お金になるように

何もかもすり減らし 最後に空っぽになるまで

もう寝るよ。一人になりたい「ハシ、あなたお父さんになるのよ」

子供ができたの

下手くそ。帰れ!」「2時間もやらせておいて、勃たないくせに。ババアじゃないとできないに?」「黙れ、出てけよ、出てけ!!


【ホワイト・ノイズ】

あれね 音なんだよ〜 音を聴いていたんだ〜  綺麗な音だよ〜

死にたくなるような〜 死んでもいいような〜

あの音を探してる〜 TVで探してるー

……アネモネ」(優しいシャンプーなの。ウサちゃんのオススメ!

ハシ、ムチでテレビを叩き壊す。

あの音を探してる


アネモネへの手紙のナレーション(実習航海は一週間後に始まります。8泊9日の日程です。いよいよ港の外に出るのかと思うと、胸がわくわくします。寄港地は、この前書いたとおりです。変更はありません。アネモネ

 

ハシとキクの面会シーン。「面会だ、出ろ」面会所に行こうとする。「弟らしいぞ

…弟?ハシか」足を止める。「会いたくない」「会ってやれ、病気だそうだ」

 

面会所に行くとニヴァしかいない。「ハシの妻です」「知ってます。…ハシは?

さっきまでここに居たんです」「症状は」「ハシは疲れているんだと思います。最近じゃ部屋に黒い紙を貼って薄暗くしています」部屋で何してるんだ

テープを聞いているんです。音楽じゃないんです。効果音なんです。一昨日、急にあなたに会いたいって言ってから、あたしには何も話してくれないんです」黄色いモサ服のハシが来る。様子がおかしい。

「ハシ!」薬を飲もうとする「駄目よハシ!」「出てけ…お前は出て行け」ニヴァを突き飛ばす。キクが金網越しにハシを蹴り飛ばして、ハシが吹っ飛ぶ。

悪いけど、2人きりにしてくれ」ニヴァ場一旦消える。

 

どうして殴った、女殴って楽しいか?」「キク、僕ってどんなだっけ?

お前ここに何しに来たんだ」「この間島に帰ったんだ」「ミルクは元気だったか?

うん。僕のこと覚えてた。乾物屋のお婆さんにも会ったよ。僕は島の誇りなんだって。キクは島の恥なんだって。…僕、キクがもっと参ってるって思ってた。だって、裁判の時元気なかったじゃない。だから一緒に考えようって思ったんだ」

「ほら、昔2人で聞いたろ?病院でさ、音をさ!そうか、キクはよく知らないんだよね

知ってる」「どんな音だった?」「今はもう忘れた

いつ聞いたの?」「あの女を撃ってからだ。ずっと聞こえてた。今はもう消えたけど

手に持っていた薬をざらざらと口に流し込むハシ。キクを見下ろす。最高に恐い。

 

僕、蠅を食べちゃったんだ。1万匹に1匹しかいない蠅なんだよ。人間の顔をしてる、犯罪者の生まれ変わりなんだ。…蠅なのに、酷いことを命令するんだ。舌を切れとか、舞台に上がってきたファンをぶん殴れとか

…もう僕頭痛くてさ!体が2つに割れちゃってるだよ?…僕、あの音、あれから1回しか聞いてない。公衆便所で浮浪者に悪戯されて、そいつを煉瓦で叩きのめしてから聞いてない。…だからどうしてもあの音が聞きたいんだよ!

そしたら蠅が教えてくれた。愛するものを犠牲にしないと、望みはかなわないんだって。あの浮浪者だって、僕は悪戯されて愛してたのかもしれない

あれから僕、手首が外せるようになったんだ。ほら。ほらぁ

…そうか、あの人キクのお母さんだったよね?あの人を殺したからキクはあの音が聞けたんだよねぇ?やっぱり蠅の言うことは正しかったんだ!…この世界を支配してるのは神様なんかじゃなくて、犯罪者の王なんだ!そうか、やっぱり僕はニヴァを殺さなきゃならないんだ!

「ニヴァはね、今、僕の子を妊娠してる。だからニヴァを殺すとお腹の子まで殺すことになって、僕はきっと、2回もあの音を聞けるよ!!キクもそう思うでしょ?

「そろそろ時間だ」「キク分かったよ。ありがとう」ハシは急に冷静になって、帰ろうとする。「待て!待て、ハシ!!」面会が終わり、ニヴァと帰っていくハシ。

「ありがとうございます。ハシ、とても喜んでます」「待て!待ってくれ!おい、ハシ!」「ニヴァ、行くよ」「待て!待て!おい、待てよ!!」「面会禁止にするぞ!」


【隠された壁】

「あいつは狂ってる。誰があいつをあんなにした!」

同じだ あいつも同じだ 閉じ込められている

変わらない 何も変わっていない

オレ達は今でも コインロッカーで叫び続けている~

進む 壁に当たる~ 壁をよじ登る~ 這い上がろうとする~

すると見知らぬ奴が~ 壁のてっぺんで~

オレ達を突き落とす

気がつけば壁だ 何もかもが壁だ どこもかしこも壁だ~

子犬もテレビもデパートも 騒ぎ立てる 音楽も~

見えてない壁だ 果てしのない壁だ どこもかしこも壁だ

ホテルのベッドも人混みも 見えないよう仕組まれた~

全ては 隠された壁だ~


パイプ椅子をすごい勢いで叩きつける。心音が鳴る。「ハシ、わかったぞ。心臓の音だ。俺達が聞いてたのは心臓の音だ!…目に見えるあらゆるものを粉々に壊し、元に戻すしかない


航海実習最中の面会シーン。中倉の母がすごく嫌な話し方で、ばあちゃんの保険金で旅行に行った話をしている。「昼間から冷房の効いた部屋でのんびりするのは最高だね」

山根が出て来る、挙動不審。頭を抱えている。「駄目なんです。こいつめ死んだらいいのにって思いながら、ニコニコして、近づいてくる人、わかるんです。プラスチックの板、はめてから、我慢してるんです」後ろからキクを殴ろうとする。気づいて避けるキク。

「殺られる前に、こっちも7人殺ってますから。…逃げるの今夜ですか?」心の中を読まれて、キク動揺。

「普段はこんなこと言わないんです!」「君!でっかいことしそうだから。気をつけてほしいから」「…ありがとう

中倉が船の上から飛び降り、脱走する。「中倉ぁー!」脱獄があったことで、監視が厳しくなることに苛立つキク。

「怪しいと思ってたんだあいつ、おばあちゃん子だから。…逃げられないね、今日から監視厳しくなるから」

 

【水滴】プールサイド

何の用?」「何の用やて笑わすなアホ。レコーディングはどないしたんや。1ヶ月も引き伸ばしやがって。曲はどないした、できたか?」「曲はまだだけど、詞が出来た。読むよ」ポッケから紙を出す。

僕の妹、僕の羊、僕の公園、盗まれた僕の目玉

「もうええ、止め、下らん。ハシ、お前もうすぐ期限切れになるけど、どないすんねん。ニヴァがおらんと何にもできんやろ。ニヴァはどないした」「出てった、5日前。皿投げた。歌詞見せても何も言わないから

 

【僕は役に立つ?】

ねぇD、僕は役に立つ?あんたにとって役に立つ?僕は誰かの役に立ってるのかな?僕のおかげで誰か幸せになってるのかな?僕が願っているのはそれだけなんだよ、あとは何もいらない

でもみんな僕を避ける。二ヴァはどっかへ行った。バンドは逃げてった。和代さんは死んじゃった。キクだっていない。僕は誰かの役に立ちたいだけなんだ!それなのに捨てられた。広い広い広い広い、コインロッカーの中に僕は捨てられた!!」Dの足にしがみつく。「離さんかい!」

僕の妹(まだ会ったことのない)

僕の羊(まだ触れたことのない)

僕の公園(まだ遊んだことのない)

盗まれた僕の目玉(全て孤独に隔てられて)

盗まれた僕の目玉


ハシが歌ってるとき、キクが密漁船の救助。アナウンサー。

「少年院の実習船が、遭難したタイの密漁船を救出に逮捕したという話題です。今夜は、お疲れのところを訓練生の皆さんに特別に集まり頂いてお話を伺います。人権保護のために、後ろ向きに立ってもらっています。それでは、今の気持ちをお聞かせください」「…疲れました」

「そうですか、いや、本当にお疲れ様でした。救出した船が密漁船だとはすぐにわかりましたか」キクに来るが答えない。

「お答えできないほうでしたら、今と同じ質問ですが、いかがでしょう」山根が頭を押さえて、震え怯えて、我慢している。

「どうした」「そっとしておいてください」「立つんだ」「ああ駄目だ」

山根が暴走し始める。ライトとか蹴り飛ばす。その間に聞くが脱走する。脱走は通路を走り去る。その間のずっと凄い形相で走る。


【この子は生きのこる】ニヴァが帰ってきて、ハシが聞いてる心音のテープを止める。

「ハシ、私よ。放っておいてごめんなさい」スープを作り始める。

「すぐできるか待っててちょうだい。ネギ入れると美味しいわよ」ハシはずっとヘッドホンで心音のテープを操作する。

ニヴァ、分かったんだ。僕はこれまでずっと誰かに助けてもらってた。シスターに、里親に、キクに、Dに。そして君に。でも気付いた。僕は強くならなきゃ。どんな苦痛にだって…耐えなきゃ。…聞こえるかい?聞こえるだろ。これなんだよ。僕が探してた音はこれなんだ。この音は僕に勇気を与えてくれる。ニヴァ、愛してる…!

この音だ!」と叫びながらニヴァのお腹を刺すハシ。

……音は?音、音!!音!!!………っ僕は何をっ!!」「ハシ……」

あなたの子供は死なないわ

ドブに流されても死なないわ

コインロッカーから生き返った男の子供よ

この子は生き残るわ 絶対死なないわよ

きっと大きくなって

蝿になったあなたを踏み潰すわ

倒れたニヴァ。そばで崩れ落ちるハシ。


白いワンピのアネモネ。ヘリを用意してくれる人。キクが上半身裸で白ズボン、裸足でやってくる。

「ヘリの修理が終わったよ、あれを飛ばすのは4年ぶりなんだ」

ダチュラのボンベ、あれで最後?」「あとは漏れてた。あの記事にあったやつだ

ガリバー、来れなくて残念だったな」「ガリバーは私に血を浴びせてくれたの、だからガリバーここに生きてるのよ」って言った後、キクが笑う。

「君たちはサーファーかい?…あれかい、サーフシティーベイビーズかい?」

いや違う。俺たちは、コインロッカーベイビーズだ

行くぞ」と行って歩き始め、立ち止まり、アネモネの手を取り、顔を近づけて

東京を爆撃だっ!


【燃え尽きて黒焦げに】

ニヴァを刺した後、中央で四肢を繋がれて、頭に白い袋を被せられているハシ。

「ニヴァ、悲しんだらあかん。こいつはな、ハシはな、焼き切れたんや。もう黒焦げになっとんのや」

左手の拘束が外れる「外れた」全ての拘束を外し、舞台をよろよろと歩く。


【風】

おいで〜アタシの赤ちゃん作家さん?

おいで〜ママ?……死んでなかったの。僕に嘘を吐いた!

ハシ、絶叫しながら作家の首を絞めるも暫くしたら手を離す。

殺さない、もう殺さない。殺さなくても生きていける。僕は死なない。生きる!


【心拍】

僕は自由 はじめての自由

僕は自由 本当の自由 どこまでも

この世界をぶっ壊して 走る

全てを真っ白に 何もかも変わった

全てを粉々に 苦しみは終わった キクと2人


音が聴こえた 鼓動が聴こえた

光が見えた 世界が見えた

見えたのは 海 海 海

聞こえるか?僕の、新しい歌だ

最後にジャンプ

白い光の中に立つハシ、キク、アネモネ___

コインロッカー・ベイビーズ 1幕

客席照明は付いたまま「新宿~新宿~」のアナウンス。駅員が下手から溜息。「…暑いな。駄目だろ吸い殻捨てちゃ…」駅を掃いて顔を上げる。「駄目だろ、ロッカー開けっ放しじゃ…」バンッ!と扉が閉められ、ステージも客席の照明も落ちる。


呟くような(暑いな)(暑いねいう声がして、赤ん坊たちの(あつい、あつい、あつい)が響き渡る。

…そしてあのイントロが流れ始める。


コインロッカー・ベイビーズ】赤ん坊たちが出てくる。

見てくれ!オレのこの腕〜(こうなるはずだった〜)

力持ち!よく働くぜ〜(そうなるはずだった〜)

だけどおいら赤ん坊な〜のさ 捨てられたんだ〜

コインロッカーに捨てられたんだ〜

ママに〜 パパに〜  未来に 神様に〜


見てよ!アタシのこの脚〜(こうなるはずだった〜)

素敵でしょ!男イチコロ〜 (そうなるはずだった〜)

だけどアタシ赤ん坊な〜のよ 捨てられちゃった〜

コインロッカーに捨てられちゃった〜

ママに〜 パパに〜  未来に 神様に〜


神様なんて いやしない 

助けて早く助けて〜 息が苦しい〜

柔らかな頬が〜 ちっちゃな手が〜

暑さに干からびる〜 干からび 死んでゆく〜


音が〜消えた〜 鼓動が〜消えた〜

光が〜消えた〜 世界が〜消えた〜


世界が〜 遠ざかる〜

固く閉ざされた〜 冷たい箱の中〜

音が 遠ざかる〜 光が 遠ざかる〜

鉄に囲まれた〜 四角い箱の中〜

命が消えていく〜 捨てられ死んでいく〜


すべてを奪ったのは〜 神様〜 (ううん…ううん…)

マ〜マ〜〜(ママ… ママ…)

赤ん坊の泣き声がする。駅員が来て「鳴き声だ!」


【運転手】タクシーの演出。

「降ってきましたねぇ。雨ですよ、雨。天気予報じゃもう梅雨も終わりだって言ってたのに。おばあちゃんが言ってたんです。NHKの天気予報と三省堂の英和辞典だけは信用しろって。おばあちゃん大学出たんですよ。偉いよねぇ、大正生まれなのに」

「…この野郎、割り込むんじゃねぇ!!」

お客さんは大学どこですか?音楽大学な気がするなぁ…。どうして僕が音楽大学って推測したか分かりますか?肩の筋肉モリモリでピアノ科、顎に傷持つバイオリン科、ガニ股のチェロ科ってね。観察眼!鋭いでしょ!タクシーの運転手じゃないみたいでしょ?」

「お客さん無口だねぇ…。行き先どこでしたっけ。あんまり無口だと忘れちゃうよ。なんて冗談ですよ、冗談だけど、本当にどこでしたっけ」

どこだ どこに行くんだ

オレ本当に 忘れちゃったよ

どこいったらいいか わかんねえよ〜

…代官山です」「そうか、そうですよね。代官山、だ い か ん や ま!…お客さん変わってるね。いや、良い意味で言ってるんですよ。普通はさ、何か返ってくるんだよね、『蒸しますね』とかさ…」

「あれぇ!お客さんあれじゃない?テレビのコマーシャルに出てるでしょう?シャンプーが目に入って赤い目のウサギさんになっちゃう宣伝してるでしょう?…そうか、女優さんか。そうだよな、目が大きいし、目が綺麗だし…」

「…うわあ!!今日は金曜か!占い師に言われたんだ!金曜に僕の一生を変える人が現れてさ、運命が開けるって!今日のことなんだよ、あんたのことなんだよ!」

目だよ〜その目だよ 運命を変える 目なんだよ〜

(鳴り響くクラクションの音)「うるせー ×3 うるせー!!!」

「駄目だ駄目だ。こんなクソみたいな渋滞で僕の人生がどんどん終わってっちゃうよ。…そうだ、そうしよう。僕と一緒に逃げませんか?勝浦に会社の別荘があるんですよ。…でも金が要るな。あなたは金のない男は嫌いだろうし…」

「待てよ、ここは山手通りか。ちょっと待ってて下さい、知り合いの飲み屋が近くにあるんです。いつも僕の事を馬鹿にしてくるんで、ちょっと行って、金借りるついでに刺してきます。…すぐ戻りますから!」

アネモネは馬肉を運んで帰ろうとする。

 

【血塗れの運転手】血塗れの運転手が血の付いた包丁を持って帰ってくる。

「いやぁ、ごめんごめん。遅くなっちゃった」「ッ!!

「あれ、もしかして帰って来ないと思った?…早く乗ってほら。意外とあっけないもんですねぇ、人間の肉って柔らかいんだなぁ。行こう、金はある」 

さあ行こう〜 海へ行こう〜

明日の朝 あなたは目覚める

2人のため 海は輝き始めてる

君は〜裸のまま 虹のような瞳を閉じて

アネモネハンドブレーキをかけ、運転手が驚いて触る。

ちょっと汚い手で触らないよ!」「海に入ればそんなのすぐ綺麗になるよ」「そんなことしてたらガリバーの馬肉が腐っちゃうじゃない!」「ガリバーって誰だ」「あたしのワニよ!」「ワニなんて海に行けばいくらでもいるよ」「…あんた臭いのよ!汚いのよ!!…あんたなんか大っ嫌いよ!!」「…そうか、嫌われちゃしょうがない」

キクが下手から出てきて、パイプで運転手を殴る→倒れる。

よぉ、知り合い?」「まさか」タクシーに乗る「そう、乗る?」「待ってどこに行くの?」「人を探してる、ハシ。俺はキク。あんたは?」「アネモネ


【心拍】海の走り方

キクとハシ まだ幼い 2人〜

「遺伝性の精神病を除き、幼児や児童の神経症は親との関係、環境因子、この2つが問題になります」

親〜?

「お電話を頂いてから興味を持ち、コインロッカーで発見された新生児について調べてみました。そのほとんどは死体遺棄となっています。つまり生き残ったのは横浜とそれから新宿で見つかった2人だけなのです!」

可哀想な2人〜

「生後わずか数十時間で死に直面した恐怖とそれに激しく抵抗して勝ったということは、2人の脳のどこかに残っているはずです。この莫大なエネルギーに方向性を与えるまで、通常は何年もかかるでしょう」

「有効と思われる治療法があります。患者をもう一度、母親の胎内に戻すのです。まず、音を聞かせます」

音〜?

「人間の心拍です。半覚醒状態で聞くと圧倒的な幸福を覚えます。あなた方にこんなことを言ったら失礼ですが、かつてキリストが与えた幸福感とは、ああいうものだったかと思います」

電話がかかってくる。「…失礼」


音が聴こえた 何かが聴こえた

光が見えた 世界が見えた

見えたのは 海 海 海


「話してる暇ないわ、メールちょうだい。わかったわ、用件はメールでお願い。ピッ、失礼。治療はほぼ終わっています。エネルギーは眠りについたのです。この後大切なのは、変わったのは自分達だと2人に気付かせないことです。心臓の音を聞いたなどと教えてはいけません。変わったのはこの子達ではないのです。この、世界の方なのです!」


【メリーゴーランドの音楽】制服、コーヒーカップで回っている。

あれから13年 キクとハシから手紙が〜

二人ともいい人に 貰われて

「あー楽しかった」「こんなのが?」「お腹の中までぐるぐるーって!」「お昼に食べたオムライスが回ってるんだね!」「ほんとに美味しかったのね」「「!」」


【心拍(カナエ)】

梨本カナエだ!」 「知ってる?」「ううん

「カナエちゃんは昔サーカスにいたんです。ゾウとかライオンの上にでも乗っていたの?」

「いいえ、あたしの得意は催眠術でぇす」「今でもできる?」「忘れてるかもしれないけど」

「どうです?カナエちゃんに催眠術かけてもらいたい人、いますか?」ちらほら挙手。

「あの、あたし、4年前にレコード出したんです。売れなくて歌も下手だったんだけど。そのレコードの題名知っている方いらっしゃるかしら?」

哀愁の花びら!」「正解だわ!ありがとう」

「念のため、精神科にかかったことは?」

ないよっ!」「それじゃあいくわよ。静かにしてね、物音一つ立てちゃダメよ。咳払いもダメ、くしゃみもダメよ」


「お名前は?」「くわやま はしお」「橋男くんは今どこにいるの?」「…ハワイ

「ハワイのどこ?」「海、海の上」「ハワイはどうぉ?」「暑い」(笑笑)

「橋男くんはハワイで何をしてるの?」「昼寝」「もう起きた?」

うん、キクと魚釣り」「キクって?」「兄弟。…ほんとは友達」急にトーンが下がる。

「他には?」「和代さん」「和代さん?」「ううん、お母さん

「橋男くん、もういいわ、ハワイは暑いから帰りましょ?」「帰る?どこに?

「小さな頃に戻っちゃうのよ。時計がどんとん逆回りして、橋男くんはね、一つにもならない赤ん坊よ。ねぇ、どんな気持ち?」「暑い

「…え?」「暑いよ…

「もうハワイからは戻ったのよ!」

…暑い…暑い!暑い!!暑い!!!

助けて〜 早く助けて〜 息が苦しい〜

柔らかな頬が〜 ちっちゃな手が〜

暑さに干からびる 干からびて……

やめろー!!」ハシは上手に走っていく。「ダチュラ」暗転。


ダチュラって?)(ガゼルが教えてくれた。誰かをぶっ殺したい時のまじないだ

ガゼルって?)(船乗り

「_ハシ!キク!俺は狂犬病になった奴を見た事がある」

俺とハシが子供の頃野犬の群れに囲まれた時、バイクに乗って助けに来てくれた

「_そいつは手を喉から突っ込んで自分の肺を掻こうとしていた。お前たち、狂犬病になってら映画館に来い!」 

廃墟になった映画館に住んでた

「_俺が肺を掻いてやるよ!ダチュラ!」


【ホワイト・ノイズ】

あれからハシは、学校に行かなくなった。テレビばかり見てた)

キク、僕ね、狂ったわけじゃないんだ。音を捜してるんだ。憶えてるかい?子どものとき、2人で病院に行って、映画を見ただろう?波やグライダーや熱帯魚の映画。あの時僕ら、催眠術をかけられたんだ

あれね音なんだよ〜 音を聴いていたんだ〜

綺麗な音だよ〜 死にたくなるような〜

死んでも〜 いいような〜

そうか 音だったな〜

音を聴いていたんだ〜 不思議な音だよ〜

海に沈むような〜 空に浮かぶような 〜

いつまでも続くような〜

キクも聴きたい?」「いや」「あの音、聴きたくないの?」「今は聴きたくない

でもね音なんだよ〜 音を聴いていたんだ〜

確かに音だよ〜 もう一度 聴けたら〜

死んでもいいような〜

あの音を探してる〜 テレビで探してる〜

探してる〜

 

ある日家に帰るとハシはテレビの前で震えていた

この人知ってるんだ。女だよ、作家なんだ!テレビで言ってた。赤ん坊をコインロッカーに棄てた時、ブーゲンビリアの花を撒いた母親がいるって。僕、今でも持ってるんだ!僕の周りに撒かれていた花びら、あれ、ブーゲンビリアなんだよ!

自分を棄てた女に会ってどうする?!」「ねぇ、お金貸して。見たいんだ、見るだけでも見たいんだ。喋ったり、歩いたりしてるの。…気付かれないように、遠くから、そっと見たいんだ


【和代】

それいつ?」「半年前」「何で今になって探すの?」「和代が…お母さんが心配した

お母さんは?」「5日前にホテルで死んだ。…血を吐いて、可哀想だった

それで?ここへはどうして?」「女に聞いた

女って?」「黒い肌の女だ。向こう側は汚染地域なんだろ?

最近じゃ、こっちの方がよっぽどおかしいけど」 「なら余計ハシは向こうにいる

どうするの?」「跳ぶ」「跳べるの!?」「全国大会まで行った。この高さなら跳べる

ねぇ、あんたガリバー怖がらなかったわね」「あのワニか。だってお前が飼ってるんだろ」「可愛い?」「デカすぎる

ねぇ、撮ってもいい?」「何故?」「友達になったら撮るの!また来てよ

何処へ?」「私の部屋。来てよ、いつでもいいから

「…跳ばなきゃ」階段をスローで跳び降りる。興奮して飛び跳ねるアネモネ

キャー!!」(銃声)「止まれ!お前舐めてんのか、逃げると撃つぞ!」(銃声)

キクッ!」「…ガリバーによろしく!」暗転。


「なぁ、運動選手見たろ?警備兵が吹っ飛んだの見ただろ?こいつはなリベレーターっていって俺が作ったんだ。解放者って意味なんだぜ、格好いいだろ。…もっかい撃ってやろうか!ああ…駄目だ、地震じじいが居るんだった。大きな音を出すと地震だー!!ってもっと大きな声で叫ぶんだよ!」

地震で怖い思いをしたんだろうな」「おい、おい、体操選手が喋ったぞ!…なぁ、面白いだろ?ここは、良い所だろ?俺は、良い奴だろ?」「ああ」「よし、気分が良い。クスリ買おう、クスリ買ってこよう!」


薬ってこんな時間に薬局やってるのか?」「ここは都会だからね。…もう行かなきゃ、働いてるんだ」「…お前口紅塗らないと働けないのか?

キク頼むよ。今ぼく、頭が破裂しそうなんだ。急に来るんだもの。明日にしよう。明日いろいろ話そう。…ねぇ、ミルク元気?

心配なのは犬だけかよ。…ミルクは元気だが、和代が死んだ。お前に骨を持ってきたよ。…あいつはな!お前のことを探している時に、通行人に突き飛ばされて、頭を打って死んだんだよ!!

憶えてるか あいつ時々〜

夜中に 布団の上に 座ってたろ〜

自分がどうやって 死ぬのか考えてたら〜

怖くて〜 眠れなくなったって

泣きながらオレ達を 抱いただろう~

あいつホテルの〜 ギシギシいうベッドで〜

血〜吐いて〜 顔中血に塗れて〜 死 ん だ よ〜


僕もう行かなくちゃ」「お前、和代が死んだんだぞ!お祈りしていけよ!10秒もかからねぇだろ!!

急ぐんだよ、本当に急ぐんだ!明日にしようって言ってるじゃない!!僕の都合も考えてよ!!」「何の都合だ馬鹿野郎!」「ハシを虐めるな!」

引っ込んでろ!お前こんな所で何してる!お前を棄てた女には会ったのか、どうしたんだ、何か言え!!

ごめんなさい。僕は勝手だ、恥ずかしい!キク!僕、歌手になりたかったんだ!

歌手だと!?」「止めろ!タツオ、止めろ!」(銃声)「地震だあああー!!!火を消せえー!地震だああー!!」「ハシを虐める奴はおれが許さないぞ!」

(銃声)ハシを守るように伏せるキク。「お前、騒がしい所に住んでるんだな」「うん


【青い舌】Dが踊っている。

キク、僕はこの街が好きだよ。歌ったり化粧したり、騒ぐのが好きだ。ねぇ、僕はホモなんだよ。キクはいつだって強かったろう。羨ましかったよ。僕みたいに弱虫じゃないから。キクは綺麗だった。だって器械体操は綺麗だもん。だから側にいるのが耐えられなかったんだ。自分が恥ずかしくなったんだ

あいつDっていうんだ。僕の初めての男なんだっ!ものすごい金持ちなんだよ。僕を歌手にしてくれるって!…ねぇ、僕はホモなんだよりひどいだろう。でも、どうしようもないんだ歌え

キクは信じられないという表情でハシを見ている。

紫の霧の彼方から 貴方を誘うよ〜 僕が誘うよ〜

青い舌で舐めたい 貴方のすべてを

蕩けそうさ〜 弾けそうさ〜

柔らかい 肌の窪みに

のめり込みそうさ〜

貴方に〜  貴方に〜

ハシ、紹介してくれ」「うん!」←ニコニコ 「俺は帰る。俺のことを変な奴に喋るな

変な奴ってのは俺のことか」触るな!!

君は威張るのが好きなんやな。見てみ、ハシが困ってるやないか。ここの連中はな、好きで淫売やっとんのや。乞食に優しゅうしたらあかん。乞食によおしたったら、若者に向上心が無くなる。僕は君に偉そうにすな言うとんのや」「やめてよ。友達は口下手なだけなんだ!

ハシ、これはお前にも言えんのや。甘えとんのや。食うのに困ったことなんかないやろ。コインロッカーに捨てられたくらいで威張るな。そんな子供世界中に何万とおるわ。腕折ってひいひい泣かせたれ」

Dに殴りかかろうとするキク。「キク止めてよ。この人は大切な人なんだ!…帰りなよ。キクは帰ってさ、体操やりなよ

ボコボコにされるキク。ボディーガードが帰ると。「ハシ。こっち来い、ええもん見せたる」ハシが駆け寄り「キク!大丈夫?」「ダチュラ


【東京は沈むんだから】サチコとアネモネ

「あたしってあの頃がやっぱり一番綺麗だったわ。アネモネ、そう思わない?」「あの頃って?」「裸でビリヤードやったり、イブニングのままプールに飛び込んだらした頃や」「よく分からないわ

アネモネ、あたし、あなたたちみたいな若い人を見ていると苛立つことがあるのよ。毎日が楽しければいいっていうのいけないわ」 「別に楽しくなくてもいいのよ」 「アネモネ、あなた欲望ってものがないんでしょ?スーパーマーケットでみたいな時代に生まれたから何が欲しいのかわからないのね」

よく分からないけど、あたしは待っているよ」「待っていたって何も来ないわよ」「サチコ、あなたは閉じ込められているのよ

閉じ込められている 生まれてから ずっと〜

初めて毛皮のコートを買った時も

イタリアの外交官とヤッたときも

公式行事の最中にあくびをしちゃったあの時もずっと

それに気づいていないだけ〜

もう1つわかってる、あたしはキクが好き

あたし キクが好き 痺れるほど本気

それから 高いビルも好き

だって東京は 沈むんだから〜 沈むんだから〜

東京が沈んだら 残る地上には

ビルだけになるんだから〜

インターホンがなる。「サチコごめんなさい、誰か来たみたい。メールしてちょうだい。ミラノからでも送れるでしょっ!

キクがアネモネの部屋に来る。部屋に招き入れると、フラフラでアネモネに抱き着く。

きゃあ!キク!!もうキク…どうしたの?キク!っ拳銃?


【オシャレせなあかん】キクモネ、ハシニヴァ同時進行。

ハシとニヴァが出会う。

ハシ挨拶せえ。ニヴァや」「ハシ、これからはオシャレしなきゃだめよ」お着替え→お酒。「ほら、ハシも飲まんかい」「お酒?!僕飲んだことないよぉ!」「私にはウイスキーを」


キクはアネモネとベットに寝て夢を見ている。

ミルク、そっちに行っちゃだめだ!ミルク、そっちに行っちゃ危ない!

キクがアネモネにチューしようとして避けられるからの「ねえキク、キスして?キスしてよ!アネモネが舌を噛む。「あんた他のところはすごく硬いのに、舌だけは柔らかいのね!あたし、嬉しかったの!


キスシーン。アネモネの脱がせたり自分の脱ぎ捨てたり、ランジェリー姿のアネモネを抱き寄せたり色々。8回はしてる。

オシャレせえ オシャレせなあかん 

べろんべろんに酔っぱらったハシ。よろけてニヴァの胸に触れる。「あっ、ごめんなさい!」「いいのよ、酔ったのね」胸は?」「取ったの。癌でね。おかげで離婚できて清々したわ」「すごい勃っちゃった。女で勃ったの初めてなんだ」最後にハシニヴァのキス。


【ワニの国】ヲタ芸

製薬会社社長のダチュラについてのテレビ。

「馬鹿げてる。こうおっしゃりたいのですか?我が社の開発した抗鬱剤ガバニアジドが実は精神兵器ダチュラなのだと。ダチュラの効き目は極めて強力なものですよ。ASP25の数十倍、ネスカリンに比較すれば百万倍にも達します。ごく少量で作用し、抑制系の伝達物質を消滅させてしまう。症状はいや、症状というより、新たな生物の誕生と言った方がいい。瞳孔は広がり、緑色の泡を吹き、筋肉が鉄のように固くなる。さらに目に留まったものを破壊し、生き物を殺し始める。人体実験の対象になった囚人兵はフットボールを押し潰し破壊させたと記録されています。そんな精神兵器を医薬品として用いるなど不可能だ。そもそも条約によりダチュラは禁止されています。封印され、海中深くに沈められてしまったのです!うーみー(ピッ)」キクがテレビを消して言葉をぶった切る。


嘘吐きの話しっぷりだな。こんなビデオどこにあったんだ」「テレビ局の資料庫から持ってきたの」「ダチュラ」「おまじないの方?それとも精神兵器?

この世界を真っ白にできる薬だ」「ねえキク、拳銃なんて持ち歩くのやめてよ。あんなの殺せてせいぜい1人か2人よ」「お前どこ隠した」「それより、びっくりすること教えてあげる!あたし、ワニの国の使者なの!

あたし可愛いし 太って〜ないし

健康で お金持ちなの

人に嫌われたって ちっとも 堪え ないし

わかる?」「何が

あたし ワニの国の使者よ〜

つまらない ことなんか〜 考えなくって いいって

ワニの神様に 許されてるの〜

ワニの国ってどこだ」「あたしの暗くて柔らかなベロの奥!」「どこだ、どこにいる!」(アネモネのベロを掴む)(キクの手を噛む)「痛って!」「キャ~~!!べーーー!

あたし賢いし こだわら〜ないし(LOVEアーネーモーネー!)

大胆で 冒険好きなの

どこに連れて行かれても 決して へこたれ ないし〜

あたし ワニの国の使者よ〜

つまらない 生き方を〜 かなぐり捨てて いいって

ワニの神様に 許されてるの〜

そうよ ワニの国の使者よ〜

この街を食いちぎるため

ある男を あなたを あたし 助けるよう

ワニの神様に 命じられてるの〜

ワニの国もあたしも、あんたを必要としてる。だから巡り会ったのよ!


【拳銃はどこだ】アネモネにDから電話、キクに代わる。

「覚えとるか?あの時は失礼したな」「どうしてここがわかった

えらいぺっびんさんと住んどるんやな!君も大したもんや」切るぞ

ちょっと待て、ハシはおらんか」「いるわけがないだろ

そうか、そうならええのや」おい待て、ハシがどうしたんだ

知らんのか?テレビ点けてみ。おらんようになって困っとる」

キャスターがハシが母親と会う番組宣伝する。
〈ハシ、歌うハシ、あなたの〜ハシ!コインロッカーに捨てられた歌手。17年ぶりに母親と再会!〉《無理だよ…会えないよ…僕は嫌われる、きっと嫌われる!》〈夜8時!〉

拳銃はどこだ〜

どうする気?」「自分を棄てた女に会わせたらハシは死ぬ!」「どうして?

どうしてっ?!

俺とハシは 捨てられ〜たんだ

産んだ女から この 世界から

死ね! いらない! そう言われた

死ね 死ねだと? お前らが死ね

いらない いらないだと?

いらないのは お前らの 方だ〜

自分を棄てた女に会わせるだと!?

俺なら 棄てた 相手を殺す

ハシならきっと〜 自分を殺す〜

 

ハシは作家に会いに行っている。「あのすみません。僕ハシって言います。あなたにどうしても聞きたいことがあって」「お入りなさい」

拳銃はどこだ〜

……言わない」「出せ」「イヤよ!」「どこだ、どこへやった!」「あたしとあのオカマどっちが大事!?」「言わねえとぶっ殺すぞ!

アネモネを突き飛ばす。アネモネが拳銃を差し出し、キクは飛び出して行く。「キク!待って(泣)


キク母がマッサージ。「効く~!待って~!なんだもう終わりかよ」タバコを吸い始める。「頭痛がするの、ちょっと休ませて」

「沼田君枝さんですよね?!コインロッカーに子供を捨てた」「何よ、あんた達!」「安心して下さい。お子さんは生きています!元気に成長して今夜、あなたに会いに来ます!」


ハシは見つかったか?」「ええ、もう少しでここに着くって」(銃声×2)

キクが駆けつける。「ハシはどこだ!!」「キク、僕はここだよ」「ハシ、来い。俺と一緒に帰ろう」「D、その人どこにいるの?

 

Dが顎で母を示す。ハシはキクの腕を掴んで階段を降りていく。キク、いいから早く、合わせたい人がいるんだ。この人、キクのお母さんだよ。作家に会ったんだ。僕を産んだ女はもう死んじゃったんだって。だからあの人、キクのお母さんなんだよ

 

「意外な事実が明かされました」「なるほど、よう似とる」

お前らハメやがったな!」混乱し発砲するキク。

「止めなさい!…あたしを、撃ちなさい!」「寄るな!寄るな!

目を閉じてぎゅっとしたまま勢いで撃つ。(銃声)

 

っあぁ、ぁあ!ぁぁああぁぁあぁぁ!!!!」頭を抱えて絶叫し続ける。緞帳が下りる。

コインロッカー・ベイビーズについて

本当に大好きな舞台!

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私はまだ舞台鑑賞の歴が短いし、作品もジャニーズが出てるものに偏っているので偉そうなことは言えませんが、この舞台の世界観が大好きです。

 

2016年の初演と2018年の再演、各公演2回ずつ見ました!東京まで行くのに鈍行で3時間かかるので、普段は1回で我慢しているのですが、この舞台は何回もリピートしたい気持ちになりました。本当は再演もバージョン違いで2回ずつ見たかったですが、お金等々の事情で断念。

私はキャストは2016年でビジュアルは2018年の橋本ハシ河合キクが好きです。橋本キク河合ハシごっちも言ってた通り、見た目の説得力は凄いんだけど、元のはしふみのキャラのまんまというかそんな感じがして。

あと、はっしーが「ハシ」って言ってると頭が混乱する時があった笑

 

感想諸々

橋のキクモネエロすぎてやばかったぁ。郁人がキクをやるときは、身長的に昆ちゃんが相手が良いなぁ。

初演ではさなぴーの演技を初めて見たんですけど、演技力の高さに吃驚しました。

駅員から始まってタツオの荒ぶり方、ダイバーの語り方にとっても引き込まれた!

そういえば、再演でガリバー出て来なかったの少しさみしかった。f:id:ab-totsugo:20181208135710j:image

あのぬいぐるみ可愛いから、ポチりましたもん私🐊

 

映像化しないもんですかねぇ。それと映画化とかしてくれたら本当に嬉しい。軍艦島とかで撮影したら完璧←。音源化もしてほしいし、せめて記録用のやつ、定点カメラの映像でいいから売ってくれ!!!

 

次のブログで書き起こし載せます。初演と再演のごちゃ混ぜで完全に私的なやつなんですけど、誰かのコイベビ 懐古に役立ってくれれば嬉しいです。原作やらツイッターやらメモ帳やらを読み漁って記憶と共に作成しました。

私とジャニーズ

はてなブログを始めました。ブログを通して文章力・語彙力が少しでも身につけば幸いです。

A.B.C-Zのことを中心の書いていこうと思いますが、まず最初はジャニーズに興味を持ったきっかけを。

 

今まで18年生きてきて、約10年間ジャニヲタ(最初の8年間はほぼファン)をしてきました。

私の人生はジャニーズなしに語れない。
そんなわけで、今までの経歴を振り返ります。

完全に私的。

 

オカピのジャニーズ年表
(年代、グループ、自担、きっかけ、学年)

・2008年〜2011年頃 嵐(ニノ担花男再放送、小2〜小5

・2011年〜2014年頃 キスマイ(北山担美男ですね、小5〜中2

・2015年〜現在(戸塚担)広島に原爆を落とす日、中2〜今

 

ざっとこんな感じですね。

最初は何となく見てた花男再放送。道明寺によって、私のジャニヲタ人生が産声を上げました。でも、私は花沢類派です。

最初の嵐は小学生だったってのもあって、普通のファン。まだヲタクとは呼べません。

アルバムの初回限定版だけ買って、コンサートはDVDを自宅で鑑賞。母が今でも嵐は好きで、アルバム買ってます。

 

キスマイは面白そうだと思った美男ですねを見て、気付いたらハマってた。もう全部売っちゃったから覚えてないけど、シングルはたまに買ってあとはレンタル。アルバムは毎回買うっていう感じ。コンサート規模のものは2回行きました。

嵐のときよりは熱狂的にハマってましたね。でも、ファンの方たちの雰囲気が自分と合ってなくて、現場に行くたびに怖かったのを覚えてます。

あと中学生でしてね、何が開花していて、勉強命って感じでした。勉強優先にしてたら熱が冷めてました。

 

そこからのえび沼です。ちょうどキスマイに冷め始めてきた私のもとに、友人からの一言が舞い降りてきました。

「とっつーが〇〇(私の地元のホール)で舞台やるって!」

その時は別に、えび担でも何でもなかったんですよ。とっつー というのも、キスマイ担の過去があるのでね、「エビキスのもう一つの方だなー」としか思ってませんでした。

まぁ、A.B.C-Zの中ではとっつー かなぁという目星は付けてましたけど、全然興味なかったです。

 

それがですよ、地元にジャニーズが来るってことにテンションが上がったのか知らないですけど、飛んで叫んで喜んだのを覚えてます。

当時A.B.C-ZはまだJr.の情報局で、チケの取り方がよく分からなかったので、すぐに友人に応募してもらいました。

 

それが2月で、3月の終わりに当落が出ました。舞台は4月だったので、それまでの1,2ヶ月はずっとえびのこと調べてました。興味が出ると、ことこん調べつくそうとする性質があるんですよ。

4月、中学3年になってチケを取ってくれた子と奇跡的に同じクラスになって、席も隣だった気がします。すごく嬉しかったですよ。

 

今考えてみると、もしあの時、舞台があるって教えてもらわなかったら、今頃どんなヲタ生活をしているんだろう。あの言葉には感謝してます。

A.B.C-Zを好きになった本当のきっかけはこんな感じですね。

 

 

…とりあえず、初ブログ終了。iPadで書いてるんですけど、こんなに描きにくい?!文章がスクロールできなくて大変。徐々に慣れていきたいです。